CONTACT

診療受付
9:00~12:00 / 14:00~17:00
※土曜午後の診療は16:30まで
休 診 日
木曜 / 日曜 / 祝日
電話番号
098-879-1555

予防治療・歯周治療

お問い合わせ

CONTACT

診療受付
9:00~12:00 / 14:00~17:00
※土曜午後の診療は16:30まで
休 診 日
木曜 / 日曜 / 祝日
電話番号
098-879-1555

予防治療に対する当クリニックの考え

「治療」から「予防」へ

ある雑誌(プレジデント2012.11.12号)によると約1000人のシニアの方に「仕事のリタイヤ前にやるべきことだったことは何か」の問いに対して、健康面のトップは「歯の定期検診を受けていれば良かった」ということです。
シニアになって気が付いたらそれぞれに歯を失い食事の楽しみが半減して、活力が低下したことを自覚するようになったとの事です。

ご存知の方も多いと思いますが、聖路加国際病院の(故)日野原重明先生によると、歯の健康を保つことこそ健康長寿の秘訣だといいます。
毎食後の歯磨きはもちろん、むし歯が無くても定期的に歯科で検診を受け、クリーニングしてもらっていたそうです。

「治療」から「予防」へ

日本は歯科後進国?

歯科医療の先進国と言われているスウェーデンでは、3〜4ヶ月ごとの検診とクリーニングが義務化されており、その結果、以前と比べてむし歯患者数は70分の1にまで減り、80歳の方の歯の本数は平均25本となっています。

定期検診、定期的クリーニングによって自分の歯を永く残すことができますので、当クリニックでは定期的な検査とクリーニングで患者さんの歯の健康を守り、いつまでも美味しく食事を続けて頂くためのサポートをしています。

日本は歯科後進国?

予防で自分の負担を減らす

予防を続けることで歯の残存数が増加し、将来、入れ歯を使わなければいけないリスクが減ります。
さらに、治療のために痛い思いをしたり、何度も通ったり、その都度高い治療費を払ったりすることもありません。

実は、予防をしておくことが、身体的にも時間的にも経済的にも、自分自身の負担を減らすことに繋がるのです。

予防で自分の負担を減らす

クリーニング(PMTC)

ご自宅での歯磨きはもちろん重要ですが、どうしても落としきれない汚れがあります。その中の一つがプラーク(歯垢)です。
これは細菌の塊がバイオフィルムと呼ばれる状態になったもので、歯磨きだけでは完全に取り除けません。

また、プラークが固まると歯石となって、さらにご自宅での除去は困難になります。
そこで、歯科クリニックで専用の器具を用いたクリーニングをすることによって、より安全な歯垢・歯石除去ができます。
これを、Professional Mechanical Tooth Cleaningの頭文字を取って「PMTC」と言うこともあります。

定期的にクリーニングを受けて、きれいな状態のお口を取り戻し、歯を長持ちさせましょう。

クリーニング(PMTC)

フッ素(フッ化物)塗布

歯の表面はエナメル質で覆われており、フッ素はエナメル質に取り込まれることでむし歯に強い状態にします。

現在は多くの歯磨き粉や洗口剤にフッ素が配合されています。
それらを使用することに加えて、定期的に一定のフッ素を直接歯に塗ることで丈夫な歯を作っていくことにつながります。

フッ素(フッ化物)塗布

エアフロー(ジェットクリーニング)

患者さんに合わせたブラッシング指導

歯磨きは、歯の予防をしていく上で欠かせないものです。特に成人になってからは、歯だけでなく歯肉のケアにもなる歯磨きが必要となります。
そこで当クリニックがおすすめしているのが「つまようじ法」と呼ばれるものです。

通常の歯磨きでは磨きにくい歯と歯の間、歯と歯肉の境目など歯垢の除去に有効です。さらに歯肉マッサージ効果が良く、気持ちよく丈夫な歯肉に生まれかわります。
この方法を歯科衛生士がその都度アドバイスして一緒にすすめて参ります。

ブラッシング指導(つまようじ法)

つまようじ法

(下の歯の場合で、ご説明していきます)

歯ブラシの毛先を上に向けて、歯と歯茎の境目に当てます。

つまようじ法_1

毛先を歯と歯の隙間に、10回程度出し入れします。

つまようじ法_2

同じような歯ブラシの出し入れを、すべての歯に対して行います。この時、歯の表からの出し入れと、裏からの出し入れの両方を実施するようにしましょう。

つまようじ法_3

また、歯の位置によって歯ブラシの向きは臨機応変に調整してください。例えば、前歯の裏から出し入れする時は歯ブラシを立てる、奥歯の場合はほぼ水平に寝かせることになるかと思います。

つまようじ法_4

EMSのスイス本社で開発されたエアフローを使用して、歯磨きだけでは落とせないステイン、茶渋、タバコのヤニ汚れ等を歯や歯肉にダメージを与えずにキレイに除去します。
当院では、保険適用の治療でエアフローを用いております。
インプラントのメンテナンスや虫歯や歯周病の予防にも効果を発揮します。

フッ素(フッ化物)塗布

定期検診・クリーニングの流れ

予防でご来院された際には、以下の流れで検診やクリーニングを進めていきます。
1
歯と歯肉の状態をチェック

歯磨きはきちんとできているか、磨き残しはないかを確認し、さらに歯肉の腫れや引き締まりについてもよく確認します。

必要に応じてレントゲン撮影をして骨の状態を診ていきます。

歯と歯肉の状態をチェック
2
クリーニング(PMTC)

歯周病のチェックをしていきます。
そして同時に歯磨きができていないところや磨きにくい所をチェックします。
また定期的にレントゲンやお口の写真を撮ってお口の状態を記録していきます。患者さんにお口の健康手帳をお渡しして現在のお口の状態を説明します。

 クリーニング(PMTC)_1

歯に付いている歯石を取り除きます。
深いところにある歯石は後日麻酔をして痛みを和らげてから歯石を取っていきます。
普段清掃しきれない歯と歯の間をクリーニング専門機器にて機械的に清掃します。 やわらかいシリコンラバーチップで歯の表裏、歯と歯の間を研磨します。

 クリーニング(PMTC)_2

歯間ブラシを使用し、むし歯や歯周病の原因となる歯石を除去します。
またご自宅で行えるように歯間ブラシの使用方法等もお教えします。

 クリーニング(PMTC)_3

デンタルフロスを使用し、むし歯や歯周病の原因となる歯石を除去します。
またご自宅で行えるようにデンタルフロスの使用方法等もお教えします。

歯石や歯垢を除去していき、最後に歯の表面をツルツルに磨き上げます。

 クリーニング(PMTC)_4
3
フッ素塗布

フッ素を塗布して、歯を丈夫にすることを促します。お子さんの場合は、フルーツの香りがするフッ素剤を使用します。

フッ素塗布

キシリトール

キシリトールは、砂糖のような甘さを持つ天然素材の甘味料ですが、砂糖とは違いむし歯の原因であるミュータンス菌に分解されて、酸が産生されることはありません。
さらに、キシリトールは唾液の分泌を促進することで、歯の再石灰化を助けることも知られています。
キシリトール入りのガムを選ぶ時は、砂糖などが入っておらず歯科クリニックで販売されている「100%キシリトール」のものをおすすめします。
なお、ガムを噛むことで、顎の発育にも良い影響を与えることが期待できます。

キシリトール

シーラント

奥歯には溝があり、そこに食べ物や歯垢が溜まるため、前歯よりもむし歯になりやすい傾向にあります。
そこで、あらかじめ奥歯の溝を埋めてしまいむし歯を予防する処置「シーラント」が有効です。
特に歯が生え始めてから2〜3年は柔らかく、むし歯になりやすいため、早めにシーラントを受けておくようにしましょう。

奥歯には溝があり、そこに食べ物や歯垢が溜まるため、前歯よりもむし歯になりやすい傾向にあります。
そこで、あらかじめ奥歯の溝を埋めてしまいむし歯を予防する処置「シーラント」が有効です。
特に歯が生え始めてから2〜3年は柔らかく、むし歯になりやすいため、早めにシーラントを受けておくようにしましょう。

シーラント_1
シーラント_2